

室内はこんな感じ。


入口近くに立て掛けられた旗。

これは1964年に倉敷市営球場で行われた阪神−巨人のオープン戦の時に作られたと思われるペナント。

こちらは高校野球岡山県春季大会の優勝旗か。

その隣には日本野球の歴史年表と岡山県チームの全国大会出場一覧。

その前に置かれた椅子には、当球場とも由縁の深い阪神と楽天のマスコットが鎮座していた。

また、セパ12球団のマスコットも展示。ただしその中にはネッピーやホッシーなど、既に使われていないものも。




室内の中央部には星野仙一関連の展示が。


そして壁面には、その他の岡山県に所縁のある選手たちの展示。


秋山登は監督時代に着ていた懐かしの湘南ユニフォーム。


その秋山と高校、大学、プロ野球とずっとバッテリーを組み続けた土井淳。こちらは監督を務めた横浜大洋時代のユニフォーム。ただし何故か背番号が現役時代の39だ。


ところで2002年に来た時には秋山・土井が中央部に展示されていて、星野は側面での展示。そしてユニフォームも中日時代のものであった。その後2003年に阪神を優勝させて以降、一気に球界の大物にのし上がったことがこのへんからうかがえる。


続いてヤクルトのエース松岡弘。


松岡はビジター用と、さらにもう1枚ホーム用も展示されていた。

そして松岡と同時期に大洋のエースだった平松。そういえばこの時期のセリーグは星野も含めて、エースピッチャーの半分が岡山出身だったんだな。


平松はホーム用も展示。

大阪出身ながらクラレ岡山に在籍してた平野光泰。


南海(ダイエー)、西武で活躍した佐々木誠。


晩年は「代打の神様」と言われた八木裕。そういえば昔、岡山県営球場のオープン戦で八木のファウルボールを拾ったっけ。


巨人、中日に在籍してた川相昌弘。


オリックス、阪神に在籍してた葛城育郎。


日本ハム、巨人を経て2014年までオリックスに在籍していた高橋信二。


こちらは阪神、近鉄、楽天に在籍していた川尻哲郎。岡山出身でも岡山のチームに在籍してたわけでも無いが、マスカットスタジアムでノーヒットノーランを達成したという由縁でここに展示されているもよう。


ユニフォームが展示された人物の中では唯一プロ経験の無い大倉孝一。IBAF女子ワールドカップ日本代表の監督も務めたらしい。


こちらは1/500の球場模型。


1999年に行われたオールスターゲーム関連の展示。

1995年に球場開場記念として行われたセリーグトーナメントのサイン色紙とサインボール。

野球殿堂入りもしているアマチュア球界の重鎮山本英一郎。

社会人、大学、高校のそれぞれ球場初ホームランのボール。

何故か宇宙飛行士若田光一さんのサインボールも有った。

結局20分程の滞在で資料室を後にする。
