2017年01月28日

10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る(富士通スタジアム川崎)

10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る


1月28日のこと。「10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る」というイベントが富士通スタジアム川崎で開催された。実は昨年3月5日にも「川崎球場10.19〜あれから10,000日〜」というイベントが有ったようなのだが、そのことを知ったのが開催後だったため行くことが出来ず。そこで今回は万難を排しての参加。週間予報では天気が微妙であったが、幸いこの日は快晴に。

川崎駅1川崎駅2



川崎駅を東口側に降りて銀柳街へ。かつて通った川崎球場への懐かしい道だ。そういえばここに来たのは、この時以来実に15年2ヶ月ぶり。

銀柳街


ところで左手側にある川崎市役所を見ると閉鎖されてるもよう。後で調べてみたら耐震対策に伴い、昨年2月を持って閉鎖されたらしい。そういえば川崎球場最後のプロ野球が行われた時には、ここに垂れ幕が掛かっていたのが思い出される。

旧川崎市役所


さて、教育文化会館が見えて来たらもうすぐ。

川崎市教育文化会館


その先を右に曲がると、かつての川崎球場の入口だ。照明塔の存在が、かろうじて昔の風景を彷彿とさせる。

川崎球場前


さて、現在の名称は2015年4月よりネーミングライツが導入されて「富士通スタジアム川崎」に。

富士通スタジアム川崎


正式名称は「川崎富士見球技場」というようだ。

川崎富士見球技場


ただし時計には「川崎球場」の名前が残されていた。

時計


これはかつて「川崎スタヂアム」と書かれたプレートが掲げられていた門柱。何者かに盗まれたというこのプレートは、今どこにあるのだろう?

門柱


こちらがスタジアムの入口。

入口


入口にはアメリカンフットボールXリーグの日程表が。

Welcome to FUJITSUXリーグ日程表


中に入ると、ユニフォームを着たマネキンがお出迎え。

Welcome to 富士通スタジアム川崎マネキン


アメリカンフットボールフロンターレ


その中にはロッテ・オリオンズのユニフォームを着たものも! これは前田幸長が着用していたものとのこと。実使用品か? 

前田幸長


ちなみに被っているヘルメットにはNPBマークが付いてるので、これは復刻イベント時のものだろう。背番号68ということは早坂圭介の使用したものだろうか?

オリオンズ1オリオンズ2


この日は先着300名に「10.19」のレプリカチケットがプレゼントされるというので、とりあえずオープン前から並ぶ。

プレゼント入場待ち


そして9時の入場後は、すぐさま10時開始のスタジアムツアーの行列へ。

スタジアムツアースタッフ


10時近くなったところで、行列に対してレプリカチケットが手渡された。

レプリカチケットチケット(表)チケット(裏)


さて、10時になりスタジアムツアーがスタート。ツアーガイドは元オリオンズ応援団長でマリーンズ球団職員でもあった横山氏。ていうか、いつの間にか球団を辞めたんだ。そういえば横山氏は以前マリンスタジアムの球場見学会でも案内役を務めていたな。

ツアースタート


当初は50名の予定だったが参加希望者が多かったため100名に増やし、さらに臨時でもう1グループ編成されたらしい。

ゾロゾロ


まずは一旦外に出て、前述の門柱の説明。

門柱


続いてかつてのグッズ売り場の跡地のテント。現在は自販機と駐輪所になっている。

ファンコーナー跡


ここで球場内へ。芝生席入口のこのあたりは、かつては球場正面を入ったところの売店が有ったあたり。

ネット裏あたり


川崎球場名物のラーメン屋があったのはこのへん。

ラーメン屋跡


芝生席へ。

芝生席へ


ここはかつてのバックネット裏。

ネット裏から


なお、この日は「アド街ック天国」の川崎編の収録も行われていて、そのカメラマンの姿も。放送日は3月25日。その放送を見たら、私の後ろ姿がチラっと映っていた。

アド街カメラマン


横山氏の応援団員時代の写真。

応援風景


続いてかつての外野フェンス前へ移動。

外野フェンス前


黄色いラインがあるのがフェンスの最上部。この線を越えればホームランであった。

黄ライン


川崎球場の外野フェンスといえば、1977年4月29日に佐野仙好(阪神)が激突して頭蓋骨陥没骨折をした事故が有名。

佐野仙好


当時の写真の背景に「生命」というフェンス広告の文字が写っているので、広告の跡からこのあたり(右中間)だったという説明をしていたが、その試合で佐野はレフトを守っていたのでそれは間違いであろう。

フェンス


ちなみにフェンス広告は、「TOSHIBA」や「DENON」などの跡が現在でも確認出来た。

TOSHIBADENON


バックスクリーン上にはロッテと近鉄の球団旗が。近鉄のほうは「10.19」当時のものではなくて大阪ドーム移転後のデザインだが、それは当時のものが入手出来なかったからだそうである。

バックスクリーン球団旗


かつてバックスクリーンがあった下の通路を通って外へ。

外へ


このバックスクリーンの裏側は、野球場時代の遺構である。

バックスクリーン裏


2基残された照明塔も、野球場時代のもの。

レフト側照明塔


当時の外野席の写真。

外野席


三塁側にあったうどん・そばの売店の写真。ん? どっかで見たことがあるぞ? と思って後で確認したら私の撮影した写真じゃないか!

うどん・そば


ちなみにこちらの広島焼の写真も見たことがあるなぁと思ったら「野球もの」に掲載されている写真であった。どうやら今回使われた写真は、ネットからダウンロードしたもののようである。

お好み焼き屋


フェンスの向こうは川崎競輪場。このフェンスも野球場当時のものだそうである。

フェンス


さて、いよいよ今回のツアーの目玉でもあるハウスプラザ角倉へ。この写真は「10.19」の時のもの。

ハウスプラザ角倉


オリオンズの旗を持った案内人に付いていく。

ハウスプラザ角倉へハウスプラザ角倉


ハウスプラザ角倉


以前は1階に八百屋が有ったが、現在は自販機が置かれていた。

八百屋跡


ではエレベーターで屋上へ。

エレベーター


実はここに登るのは初めてではなくて2回目。別に不法侵入をしたわけではなくて、2000年2月26日に「川崎球場オリオンズさよならイベント」が行われた際に、マンション関係者のご厚意で登らさせてくれたのである。

屋上


屋上からの眺め。

屋上から1屋上から2


最後に球場に戻って、2時間近くに及んだツアーが終了。

ツアー終了


ここで昼食に当時の味で再現したという「球場名物うどん」を。ホントはラーメンを再現してほしかったところだが、金子商店はもう廃業しちゃったからなぁ。

球場名物うどん


ちょうど正午頃だったので、店の前には行列が出来ていた。ちなみに川崎フロンターレのブログ私が並んでいるところが写っていた。

うどんメニューはこちら。

店頭メニュー


そのほかに各種ドリンク類も販売。

飲み物1飲み物2


店員に注文と支払いをすると、食券代わりの割り箸を手渡された。なんだかかつての環七ラーメン土佐っ子みたいだな。ちなみに先端が赤く塗られているほうはタマゴ付き。

割り箸


同行者の分と2杯のうどんが出来上がった。

うどん2種


店の脇には薬味の置かれたテーブルが。

薬味コーナー


卓上には、七味と刻みネギ。

卓上


薬味を投入。

薬味投入


店の前にはテーブルが用意されているので、うどんはこちらでいただく。実は川崎球場でうどんを食べたことは1回も無いので、当時の味かどうかは判別出来ず。

テーブル1テーブル2


これは同行者が買ったパイナップルジュース。

パイナップルジュース


12時半を過ぎたあたりでトークショーが始まったのでグラウンドへ。

トークショー会場


まずは横山氏とニッポン放送の松本秀夫アナが登場。

横山氏と松本アナ


そして本日のスペシャルゲストとして元ロッテ・オリオンズの高沢秀昭氏と堀幸一現マリーンズコーチが登場。他に丸山一仁氏も出演予定だったが、インフルエンザにかかってしまい欠席とのことであった。

高沢氏と堀氏登場トークショー


トークショーのもようはYou Tubeに動画がアップされていたので参照を。



終了後は参加者とともに集合写真の撮影。

集合写真撮影


前述の川崎フロンターレのブログに、その集合写真が掲載されている。

集合写真で使われたボード。

ボード


裏側を見たらトーナメント表を流用したものであった。

ボード裏側


続いて高沢・堀両氏のサイン会。

サイン会


では、屋内展示の行われる「かわQホール」へ。

かわQホール


ちなみに隣接してあるのはアメフトのアサヒビールシルバースターのクラブハウス。

クラブハウス1クラブハウス2


入口はこちら。

入口タイムスケジュール


ギャラリー案内図。展示は3つの部屋に分散。

特別ギャラリー案内図


では、メインの展示室へ。

展示場内


撮影は営利的目的でなければ大歓迎。

SNS大歓迎!!営利的利用禁止


まずは「ロッテロッテ・オリオンズの時代」。

ロッテ・オリオンズの時代ロッテ・オリオンズコーナー


このオレンジ色のスコアボードは全く記憶に無い。それもそのはず、1979年のシーズン当初のみこの色だったらしい。なんでも当時の金田監督が「西宮球場みたいじゃないか」と言ったとか?

オレンジスコアボード


「10.19」の映像。

10.19映像


ロッテ・オリオンズと近鉄バファローズのキャップ。ロッテは当時の市販品っぽいが、近鉄はニューエラのシールが貼ってあるので明らかに最近の復刻物。

ロッテ・近鉄帽


「10.19」のチケット。この日配布されたレプリカチケットは、このチケットを元にしたようだ。

10.19チケット


1988年の球友会会員証。

球友会会員証


オリオンズのユニフォーム。高沢と佐藤幸彦。

高沢ユニ佐藤幸彦ユニ


リーと平井。

リーユニ平井ユニ


横田。

横田ユニ


試着コーナーも有った。

ユニフォーム試着コーナー


「テレビじゃ見れない川崎劇場」のCM。

テレビじゃ見れない川崎劇場


リー・ブラザーズのレコード。

ベースボール・ブギー


続いて「川崎球場で行われたプロ野球オールスターゲーム」のコーナー。

川崎球場で行われたプロ野球オールスターゲームオールスターゲームコーナー


こちらは「大洋ホエールズ 高橋ユニオンズの時代」のコーナー。

大洋ホエールズ 高橋ユニオンズの時代大洋・高橋コーナー


高橋ユニオンズ関連の展示はこれだけ。というか、まさか展示が有るとは思っていなかったが。その中で高橋時代の川崎球場の外観写真は貴重だ。ちなみに下に置いてある本は、高橋龍太郎オーナーの孫が自費出版したものらしい。基本的に関係者に配布されただけのようだが、調べてみると国会図書館に所蔵されているようだ。

高橋ユニオンズ関連


大洋ホエールズ関連では、湘南カラーのキャップやバッグ。

ホエールズバッグ


そしてヘルメットとユニフォームなど。ユニフォームは奥江英幸のものだが、マネキンが長髪なので、なんだかジョン・シピンを彷彿とさせる。

大洋ユニ等


初優勝時に記念で作られた風呂敷。

風呂敷


「川崎球場とMLB」。と言っても川崎球場でメジャーリーガーが試合をしたことは無いはず。1984年にボルティモア・オリオールズが来日した際にロッテ・大洋・巨人連合軍と対戦が組まれたことはあったが、その試合は雨天中止になってしまったので。実はその試合を観に行くつもりだったんだよなぁ…

川崎球場とMLBMLBコーナー


「川崎球場とアメフト」。

川崎球場とアメフトアメフトコーナー


張本勲が3000本安打をホームランで達成した時の着弾点に掲示されていたパネル。スタンド取り壊し後は倉庫に保管されていたそうだ。

張本3000本安打


こちらは王貞治の700号ホームランを記念したプレート。長らくベースボールマガジンの創立者・池田恒雄の個人コレクションを展示する新潟の池田記念美術館に展示されていたらしい。

王700号ホームラン


空撮写真の新旧2枚。

球場空撮1球場空撮2


川崎球場のペーパークラフト。

ペーパークラフト


球場で実際に使用されていたシート。こんなの残してあったんだ。

椅子


マウンドの土。

マウンドの土


オリオンズのファンブック。

ファンブック


各種チケット。ちなみに一番右の画像にある「63.10.19」の日付のものは、南海ホークスの最終戦のものだな。その試合の観衆はわずか8000人。今だったら超満員になるところだろう。

チケット1チケット2チケット3


こちらは球団とコラボしたビックリマングッズ。

ビックリマングッズ


関連図書類の展示。

図書類1図書類2図書類3


1959〜60年の外野フェンス増設工事時の写真アルバム。

外野フェンス増設工事時のアルバムアルバム


次に週刊ベースボールの部屋へ。しかしアメフトじゃないんだから「ベースボウル」はないだろう。

週刊ベースボウルマガジン→週刊ベースボールコーナー


室内には昔の週刊ベースボールの展示が。

週刊ベースボール1週刊ベースボール2


そして閲覧席としてRECAROシートが置かれていた。

室内


続いて「フォトコンテスト&VTRコーナー」の部屋へ。

フォトコンテスト&VTRコーナーフォトコンテスト


投票箱。

投票箱


ちなみにコンテストの結果はこちら

「川崎球場と高校野球」コーナーも同じ部屋に。

川崎球場と高校野球高校野球コーナー


横浜高校のユニフォーム。

横浜高校ユニ


日大藤沢出身の山本昌のユニフォーム。

山本昌ユニ


「VTRコーナー」では、川崎球場が登場した映像の紹介。

VTRコーナー


たけし、さんまだけではなくてタモリも川崎球場に来てたのね。

お笑い界のBIG3


この部屋にはわずかながらもプロレスコーナーも。

プロレスコーナー


かわQホールを出て球場事務所へ。

事務所


こちらにはサッカーやアメフト関係の展示が。

室内1室内2



再びフィールドへ。

フィールドへ


現在のスコアボード。一応野球用のものも有り。

スコアボード


ゴールポスト。

ゴールポスト


人工芝上に書かれた「KAWASAKI」の文字。

KAWASAKI


人工芝のラインはペイントされたものではなくて、色付きの人工芝を植えてあった。

人工芝1人工芝2


この日置かれていたピッチャーズプレートとキャンバス。

投手板二塁キャンバス


そしてホームプレートとバッターボックス。

ホームプレートとバッターボックス本塁後方から


グラウンド上には「10.19」の写真パネルが設置。

写真パネル1写真パネル2写真パネル3


写真パネル4


グラウンドからメインスタンドと芝生席を望む。

メインスタンド芝生席


グラウンドから見たハウスプラザ角倉。

グラウンドからハウスプラザ角倉望む


このへんで観客席へ。

案内図芝生席入口


芝生席。

芝生席


最前列に置かれたベンチ。

ベンチ


芝生席からの眺め。

芝生席から


メイン及びバックスタンドは椅子席。

客席


メインスタンドからの眺め。

メインスタンドから


バックスタンドからの眺め。

バックスタンドから


スタンド最上部からは川崎競輪場が見えた。

川崎競輪場


スタンド内に置かれた展示物。

展示物


さて、この日最後のイベントとして15時半からタレント山田雅人による「野球でかたり」が始まった。その内容は一応史実を元にしているが、そこは講談と同じでいろいろと脚色を入れていた。

山田雅人語り


そのもようは以下に動画が。



途中で照明が点灯。

照明


結局この日、7時間以上この場所に居たので流石に疲れた。
Posted by daramu at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)野球場 

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