今年の初観戦はBCリーグの武蔵ヒートベアーズ戦へ。2015年に首都圏初の独立リーグ球団として誕生したこのチーム。すぐにでも行こうと思っていだが、気が付けば設立から3年も過ぎてしまった。ところでいつか東京にも独立リーグの球団が出来ないものかねぇ。多摩地区あたりにでも。
ちなみにヒートベアーズの本拠地は熊谷公園球場だが、そちらへは以前イースタンリーグで訪問したことがある。そこでどうせなら未訪の球場へということで、準フランチャイズ的に使われている鴻巣のフラワースタジアムへ来てみた次第。
湘南新宿ライナーに乗って鴻巣へ。
とりあえず駅構内の立ち食いそば屋で、早めの昼食を食べておく。
そば屋のメニュー。
蕎麦を食べたら鴻巣駅を東口へ。
鴻巣へは今回が初訪問。駅前ロータリーには「ひな人形と花のまち」と謳われていた。そこで調べてみたところ、花卉生産やひな人形の製造が盛んな地域らしい。球場名の「フラワースタジアム」もそれが由来と思われる。
球場へは歩くにはちょっと厳しい距離なのでバスで行くことに。1番のりばから11時15分発の朝日バス・加須車庫行に乗車。
時刻表と運行系統図。
所要13分で上谷公園入口へ到着。運賃はICカードで206円(現金だと210円)。ここで下車したのは私だけであった。
時刻表によると、定刻よりも4分ほど遅れての到着だったもよう。
ここで帰りのバスの時刻を控えておく。試合が終わりそうな16時台には1本しか無いんだな。
なお、コミュニティバスの「
フラワー号」の路線も上谷総合公園まで走っているが、大回りするために鴻巣駅から30分以上かかるらしい。
バス停からは球場の照明塔が見えたので、それを目印にして向かう。そして公園の入口らしき場所に到着。
ちなみに帰りに通った正門らしき場所はこちら。
公園の案内図。
ほどなくフラワースタジアムに到着。
球場前に置かれたベンチには、何気に野球ボールを模った装飾が施されてあった。
一方灰皿には球場名が手書きで無造作に。
正面入口脇の定礎によると、この球場の竣工は2004年8月のようだ(
Wikipediaによると供用開始は同年11月だそうである)。
正面入口には、武蔵ヒートベアーズのポスターと日程表が掲示。
入口を入ると中には何やら展示物が。
その中には映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』を読んだら」の出演者のサイン色紙が飾られていた。どうやらここでロケをしたらしい。
事務所の窓口に施設ガイドが置いてあったので貰っておく。
駐車場に停まっていたダイヤモンドペガサスの遠征バス。あだち充のイラストが描かれたこのバスを見るのも
会津、
新潟に続いて3回目だ。そういえばBCリーグ観戦は今回で3回目だが、図らずも全てビジターチームが群馬である。どうせなら他のチームも観たかったところ。
一方、武蔵ヒートベアーズのバスは見当たらず。ちなみにヒートベアーズは翌日滋賀県でデーゲームなのだが、どうやって移動するのだろう?
こちらはヒートベアーズのバン2台。
ではチケットを。チケット売場はグッズ売場も兼用。
チケット料金はこちら。
鴻巣市在住、在学、在勤だと優待有。
1300円でチケットを購入。この時に一緒に番号の書かれた紙も渡された。これは試合終了後にプレゼントされる花の整理券だとか。
チケット売場にミニ日程表が置いてあったので貰っておく。
そしてグッズ売場で公式プログラム(700円)を購入。
では場内へ。
入場時に貰った埼玉新聞のヒートベアーズ特集とフィットネスクラブの冊子。
場内案内図。
ネット裏のメインスタンドは背もたれ付き。先ほど貰った施設案内によると席数は323人とのこと(車いす観覧スペース14台含む)。
内野スタンドは背もたれのない長椅子で518人収容(車いす観覧スペース20台含む)。
スタンド上段通路にはヒートベアーズの監督や選手達のバナーが。
内野席の外野寄りには芝生席が有り、約600人の収容。ということは合計で約1441人の収容となるわけか。
なお、外野フェンスの向こうには客席は無く場外から丸見えなので、この日はロープを張って立入禁止にしてあった。
試合前のグラウンドではヒートベアーズチアガールによるダンスが。「
HONEYBEES」というらしい。
続いて鴻巣市長による挨拶。定礎に書かれていた名前と同じだったので、結構長い任期だな。
本日のスタメン。選手名の大きさが何故か枠よりもずいぶんと小さい。
ラインに沿って両チームが整列。
両監督によるメンバー最終確認。群馬は平野謙監督、武蔵は今年就任の角晃多監督。
始球式は先程挨拶をした鴻巣市長。
定刻13時にプレイボール。
いろんな角度から。グラウンドは両翼98m、中堅122m。
スコアボードはチーム名と得点表示は磁気反転式だが、選手名はパネル式。打順のランプが無いので、現在打席に立っている選手が誰だか分かりづらい。
ネット裏スタンドにあるカウント表示器は、スコアボードともどもBSOの順に改修済み。
ブルペンは芝生席とグラウンドの間に各1名分。
照明塔は6基。
そしてライト後方には上越新幹線が走ってるのが見える。
昼食が早かったので、ここで何か食べよう。球場前の出店はおでん、じゃがバター、ウインナーなどの軽食と、カレー、クレープの3軒。実は密かに鴻巣に隣接してる行田の名物「フライ」や「ゼリーフライ」を売ってないかと期待していたが、残念ながら無し。
ということで「熊谷カレーライス」とやらを食べてみる。
ちなみにここでは「熊谷かれーぱん」というのも売られていた。
途中で元楽天の片山博視兼任コーチが登板。そういえば昨年放送された「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」に出てたな。
一時はオリックスに在籍していたカラバイヨ。BCリーグ通算最多本塁打とシーズン最多本塁打の記録を持っているようだ。
元大洋・ロッテの高橋雅裕がサードベースコーチ。
この日の観客の入り。公式発表は319人。
チアガールは5回終了時とラッキー7にも登場。
群馬が満塁ホームラン2本を含む20得点で大勝。4時間超のロングゲームであった。
試合後に整理券を持っている客に配られた花。私は荷物になるので貰わなかったけど。
帰りにたまたま球場で遇った知り合いに、バス停前の団子屋でしょうゆだんごを1本奢ってもらった。
バスを待っていると、目の前をダイヤモンドペガサスの遠征バスが通り過ぎていった。
結局当初想定していた16時17分や17時11分のバスには全然間に合わず、4分遅れで到着した17時36分のバスに乗車。こちらには行きと違って、観戦帰りと思われる客が数人乗り込んだ。
群馬20-9武蔵
観衆:319人、時間:4時間7分
○谷口1勝0敗0S ●上原1勝1敗0S S−
本塁打:速水1号・2号、久保田2号、井野口2号、カラバイヨ4号